『RS』の7さまから頂きました! 誕生日鍾陸覇小説です!vv
愛を込めて
綺麗に彩られた部屋、食卓に並ぶ料理を前に陸遜は満足気にうんうんと頷いた。
全ての支度が終わった陸遜はエプロンを脱ぐと椅子に掛ける。それを掛けたと同時に、温かい料理に伸ばされる腕。慌てて陸遜は制した。
「――夏侯覇殿、摘まみ食いは駄目です」
「む。ちょっと位……。」
「駄目です」
「う。」
「来るまで待ちましょう」
「ずっと待ってるけど、何時来るんだ?」
「もぅそろそろ――」
呟いた後、コツコツと靴音が廊下に響く。はっきりと耳にした陸遜と夏侯覇はお互いに顔を見合わせ、瞬時に廊下へと続く扉へ走った。
鍵の掛かっていない扉は容易く開かれ、急いで出迎えると、夏侯覇はクラッカーを鳴らす。クラッカーの音に、浮かべるのは驚愕の表情。それを後目に陸遜と夏侯覇は笑った。
「おめでとさん!」
「おめでとう御座居ます」
祝いの言葉を続けた二人の後に、出遅れたが鍾会も廊下からクラッカーを鳴らす。廊下に響く破裂音に、夏侯覇は苦笑した。
「――鍾会、お前タイミング悪いよ」
「煩い。寒いんだから早く中に入らせろ」
「どうぞ入って下さい。鍾会殿も、お迎えご苦労様です」
「当然だ。 ――オイお前、直々に迎えに行ってやったんだ、この私に感謝しろ」
「鍾会、今日は主役じゃねぇんだから大人しくしてろよ」
「喧しい」
「そんな事より鍾会殿、言う事があるんじゃないんですか?」
陸遜に促された鍾会は一瞬口ごもるが、更に夏侯覇に促され、やがて口を開く。
「――……お、おめでとう……。」
小さな言葉だったが、全員の耳にしっかり入った。のんびりと、長閑な空間に鍾会以外は頬を緩ませる。
ふん、と鼻を鳴らす鍾会は早々に部屋の奥へ消えてしまった。
鍾会の変わらない態度に夏侯覇は肩を若干竦ませ、陸遜は背に隠していた花束を静かに取り出す。
「よ、喜んで頂けるのか分からないんですけど……花束しか浮かばなくて……。」
「俺からはゲームを贈呈! プレゼントにしちゃ、華も味気も無いけど……一緒にやろうぜっ。 鍾会からは確かブーツ」
「わ、渡す前に言って良かったんですか?」
「あ、しまった……知らなかったって演技してくれ、演技」
「夏侯覇殿……。」
「あっははは……。」
自嘲気味な笑みを溢す夏侯覇。両手から溢れそうな花束を手渡し、また夏侯覇も用意したプレゼントを腕の中へ突っ込んだ。
「渡し方が雑ですよ」
「まぁまぁ……あ!姜維もそうだけど、司馬昭殿と元姫殿達も後から来ます、て言ってたぞ」
「え! ……ケーキ足りますかね」
「足りる足りる。苺、俺が切ったんだ」
「自慢する様な事じゃない気が……。」
「あぁもう良いから早く入ろうぜっ、いい加減にしないと、また鍾会が怒りに来るだろうし!」
「そうですね――では、参りましょうかっ」
通された部屋に眩い景色が広がる。
三人が協力して作ったらしい食卓の場。香りと見た目だけで食欲をそそる数々の料理。特別な誕生席の前にはテディベアが居座っていた。
そしてムッとする鍾会が一人。
「……お前ら遅い」
「すまんすまん」
「姜維殿達も後から来るそうですよ」
「姜維なんざどうでもいい。先に始めてしまえ」
「で、では、先に祝わさせて頂きますか」
「ほい、じゃあ皆グラスを持ってー」
「えーと……改めまして」
――“おめでとう!”
盛大な言葉と、小さくぶつかるグラスの音が部屋に響いた。
end
(管理人の戯言)
7様より、私の誕生日記念にと鍾陸覇小説をいただいてしまいました…!
まさか、大好きな7様の大好きなこの3人の組み合わせにお祝いしていただけるなんて…恐悦至極ですっっ(//Д//)
冒頭のエプロン陸遜に鼻血を出し(ちょ)、夏侯覇くんの暖かい出迎えに癒され、トドメに鍾会のツンデレおめでとう台詞に吐血しました……(←
三人からもらったプレゼントはもう私の脳内に刻みつけます…!しかもこのあと、姜維や司馬昭や元姫ちゃんまできてくれるとか…!
私もうケーキ食べれなくてもいいのでみんながいるところを視姦させてくださi(ry
年末の忙しい時期にも関わらず、、こんな素敵なサプライズプレゼントを頂けて本当に幸せです…!!今年はとてもステキな誕生日になりましたっっ。
7様、こんな素敵な小説を 本当に有難うございました!! いつかこのご恩をお返しさせてくださいませ!(気合
7様の素敵サイトは此方ですっv
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