助けて下さい。
抱きしめて下さい。
包み込んで下さい。
そして、愛して下さい。
愛をください
泣く気力は無くなりました。
涙は既に枯れました。
微笑む元気は死にました。
歩く力も消えました。
今の私にできるのは、
息をすることと、
眠ることと、
目の前の人を見つめることです。
「おい、どうしたんだよ!」
「…私は悪魔です。」
「は?何言ってんだ!しっかりしろよ。」
そんなに方をゆすらないで下さい。
体力が奪われていくようです。
「あなたは…天使ですか。」
「は…はぁ?お、お前わけわかんないぞ…。」
「私にとって…あなたは天使です。私は、悪魔です。」
「ど…どうだっていいから来い!」
天使のあなたは私をさらってどうする気なのですか?
罵声を浴びせる気ですか?
暴力をふるう気ですか?
それとも、殺してしまうのですか?
「助けて下さい。」
「た…助けるさ!だから、俺と来い!」
「抱きしめて下さい。」
「な…何言ってんだよさっきから!」
「包み込んで下さい。」
「……………。」
お願いです、そんな目で見ないで下さい。
責められているよう、それだけで私は死んでしまいそう。
「私は、おかしいですか?狂っていますか?」
「…そんなことない、ほら、立って。」
「それなら、私を、愛して下さい。」
"私に、愛をください。"
「親の言いつけで、私は悪魔になりました。そして村に戻りました。私の居場所はありません。」
あぁ、辛い記憶が脳裏を駆けめぐります。
苦しくて、悲しくて、壊れ死んでしまいそうです。
「私のおかげなのです、親は飢えることもなく助かりました。でも、私の居場所はありません。」
それは私が、
"悪魔だからです。"
「…やっぱり、いいです。天使が悪魔などを、愛してはいけないのですね。」
「俺は天使なんかじゃない。」
「あなたは天使です。私は悪魔です。」
「……俺は天使じゃない、お前は悪魔じゃない。」
「…………違う。」
「お前は、優しい顔をしてるよ。お前の、笑った顔が見たい。」
あなたは、微笑みながらそう言いました。
私は、ほんの少し生き返った元気を使って、薄く微笑みました。
「私は、です。」
「…俺は、コジロウ。」
この人に、元気と勇気と愛をもらいましょう。
私は、コジロウに口付けました。
「……!」
「助けて下さい。」
「……。」
「抱きしめて下さい。」
「……。」
「包み込んで下さい。」
「……。」
「そして、愛して下さい。」
「あぁ…俺と、一緒に行こう。仲間がいる。」
「はい。」
暗闇が、後ろに続いていました。
私は、光へかけだしました。
脳裏を駆ける辛い記憶が、ゆっくりと、ゆっくりと、
薄れてゆきました。
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初っぱなから、
狂気じみちゃったので、
そんまま狂わせちゃった。
サラッと、
ヤバイこと言っちゃったよ、うぎゃー。
詩っぽい方が得意だから、
そんなの書きたかったんですホントは。
また相手がサトシになりかけた。
つーかこれサトシじゃねぇかよー。(涙