窓辺より






お元気ですか?コジロウさん。



私は、元気です。








窓辺より









「コジロウ、何なのよそれ。」


「…………………。」



コジロウさんへ。




窓辺から、ポッポを飛ばしました。


ちゃんと、届きましたでしょうか?


少しだけ心配です。



お元気ですか?コジロウさん。


私は元気です。



だけど、お母様は相変わらず心配性で、庭より外へは出られません。


窓辺から、いつも空を見ています。


そして、コジロウさんを思っています。


お仕事、頑張っておられますか?


ちゃんとお食事はとってらっしゃいますか?



少しだけ心配です。








「いったい何なのにゃ。見せるにゃ。」


「…………………。」







5日前、朝起きるとポッポがいなくなっていました。


やはり私はさがしにいけなくて、大人しくしていたら、


昼頃ポッポは帰って来ました。


嬉しいお話と一緒に。



ねぇ、コジロウさん。


ポッポがあなたを見たんですよ。



この近くにいらっしゃるんですか?


それとも、もう私の家は通り過ぎてしまわれましたか?



私はあなたに会いたいです。


あの日以来、


窓辺から、いつもあなたをさがしています。



会いたいです。


でも、わがままは言いません。


言えません。


だけどもし、気が向いたら、会いに来て下さい。




それではこのへんで。


さようなら。


また会える日まで。




より。














パシッ。


「!?…な、何だよムサシ!返せよ!」

「なになに…?窓辺から…。」

「だーーーーーッッ!!返せムサシ〜〜!!」

「うるさいわね、静かにしてなさいよ!」

「返せおばさんーーーッッッ!!!!」

「お…お…お・ば・さ・んーー!?言ったわねコジロウ〜!!」


「じゃ、ジャリボーイ!」


「ジャリボーイ!?」

「ムサシ、コジロウ、行くにゃ!」


パシッ。



「!?」

「オレ、ちょっと戻って来る!!すぐ帰ってくるから!じゃ!」


「ちょ、ちょっとコジロウ!どこ行くのよ!」









































窓辺から、あなたとお話をしました。


少しの間でしたが、幸せな時でした。























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ヤバイ、終わりもんかも…。
コジロウ愛。(黙れ


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